履 歴 書 の 経 歴 詐 称 に つ い て

履歴書の経歴詐称イメージ画像

職 場 ト ラ ブ ル レ ス Q 隊

経歴詐称とは?

履歴書や職務経歴書などの応募書類において事実と異なる内容を記載することです。

主な経歴詐称の例

詐称の内容 具 体 例
学歴詐称 卒業していない大学を「卒業」と記載する。
職歴詐称 勤務していない会社を「勤務歴あり」と記載する、在職期間を水増しする。
資格詐称 持っていない資格を「取得済み」と記載する。
職務内容の偽装 実際に担当していない業務を「リーダー経験あり」などと記載する。
離職理由の偽装 懲戒解雇なのに「一身上の都合で退職」と記載する。

経歴詐称が発覚するとどうなるの?

【内定前の場合】

  • 内定取り消し(企業は採用義務を負わない)

【入社後に発覚した場合】

  • 懲戒解雇の可能性あり

  • 社内信用の喪失

  • 損害賠償(会社に損害を与えた場合)

 

※特に資格や免許が必要な業種(医療・建築・法務など)は法的責任にもつながります。

「うっかりミス」でも詐称になるの?

必ずしも「ミス = 詐称」ではありません。
ただし、企業から見れば「信頼性の問題」として重く見られることもあります。

よくある「うっかり」例

  • 卒業年月の記載ミス。

  • 勤務先の社名を略称で書いた。

  • 資格の取得年月を忘れて書けなかった。

 

こういった場合は、面接時や応募書類に「不明確な点はあります」など補足を入れておくと安心です。